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核家族化~親子関係の変化

~~白い花桃~~


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高度経済成長期に育った私・・・
親たちは戦中派である。
親からは食べるものが無かった
戦争の辛さや
多くの人間が虫けらのように命を
落としていった時代の話を
子どもながらに聞いて育った。

当たり前のように3世代が同居していた。

昔の話は、祖母からも飽きるほど聞いた。

両親が働いていても、
必ず 誰かが家にいたし、
母親がパートで外に
働きに出るということも
当たり前のことでは なかったように思う。

親世代・祖父母世代は
戦争の苦しさを知っていたから、
そこから這いあがろうと
必死だった~高度成長期。

日本は行きつくところまで行きついた。
裕福になり、自由を求め、
個を大事にするようになった。

時代は変化した。
夫の両親と同居するのは
嫌になってきた~
だって 気を遣うじゃない。監視されてるみたい。
1家に主婦は二人はいらない~
そんなまことしやかな理由が作りあげられた。

親世代も
嫁さんといるとね、嫌な顔されたりさ~
一緒に生活しない方がいいわけよ~

そんなこんな理由で
結婚すると別の場所に新居を持つ
ことが 当たり前になった。

核家族化は急激に進んだ。

それでも、スープの冷めない距離や、
上手な関係ができれば良いだろうけど・・・

親世代は 口は出さず
金を出す世代になった。(笑)

人間は年齢を重ねると
口うるさくなるのだ。
若いころには見えなかったことが
見えてくるから、ついつい口うるさくなるのだ。
子ども世代に失敗をさせたくない老婆心で
口うるさいのか、
必要以上にうるさいだけなのかは
別問題として~

経験者であり人生の先輩である
親世代や祖父母世代から
学ぶことは 実はとても多い。

それを全く拒否することは
後に自分自身を追いつめることになるかもしれない。

仕事や事情によっては
同居できず核家族を
選択せざるをえない場合もあるだろう。

でも~
親世代・祖父母世代にも出番をあげてほしい。

子育てのヘルプだったり、
子どもの送り迎えかもしれないし、
相談事だったり、
たまには共有する時間を作ってほしい。

家族の基本の関係
親子関係がいびつになってくると、
それは~
ネグレクト・虐待・いじめ・登校拒否
ひきこもり~などなどの引きがねになる。

子どもを取り巻く社会問題は
核家族化と、いびつな親子関係が
引き起こした悪のような気がして成らない。

では、また明日。


《プロフィール》
1959年 熱海市生まれ。静岡県立三島北高校卒業。
女子大に入学するが「夢ややりたいことが見いだせず」中退。
1986年自覚症状がないまま、突然の下半身の激痛と出血。
地方都市の個人病院で「卵巣嚢腫」と診断。
その後 東京癌センター病院にて再検査。
卵巣に異常はなかったものの、壊死していた「子宮」を全摘出することに。
最悪の場合「余命は半年」と宣告されての手術。
術後の細胞検査に癌は見つからず、「生きる」ことを許されたが、
「子どもを産めないんじゃ 生きていてもしょうがない。女としての意味なんてない。結婚だってできない。恋愛だってできない。」
としばらく自暴自棄の状態に。
しかし、主治医のポジティブな考え方、両親の支えもあり、「与えられた命を生きていく!」と心機一転。
新しい出会いもあり、1989年 結婚。
フラワースタジオで学び講師になり、熱海で教室・花屋を開業するも、1998年 離婚。
2002年 生花店2代目と再婚





by hanaya-akkie1187 | 2018-04-06 22:40 | 告白